地域防災拠点総合訓練
(六角橋中学校)
11月13日(日)、 曇天のなか、六角橋中学校において地域防災拠点総合訓練が実施されました。
今回で8回目となる訓練は前回に続き、避難所生活で最優先されるトイレ対策に主眼をおきました。
防災拠点には下水道直結の学校のプールを使用するトイ レ、組立式仮設トイレ等がありますが、今回は、組立式仮設トイレの設営を5年ぶりに行いました。
運営委員も交代するなか、初めてこのトイレに触れる人も多かったと思います。特に重視したのは「女子トイレ」の確認でした。
屋外に設置する トイレは防犯上間題がある事から、「女子トイレ」は校舎内の既存のトイレを利用することとし、校舎内のトイレの中から人目(ひとめ)の多い所にあるトイレを5か所選定しました。
選定したトイレには「女子トイレ」のプレートとビニール袋・消毒剤等を設置、残りの校舎内トイレには「使用禁止」のプレートを貼り、トイレの管理の必要性を確認できた訓練でした。(Ya)
地域防災拠点防災訓練
(神大寺小学校)
日時:令和4年11月13日(日)AM
場所:神大寺小学校体育館
この日、神大寺小学校体育館において、各自治会・町内会の防災関係者他を対象に、地域防災拠点防災訓練が実施されました。
同日、六角橋中学校でも同防災訓練が実施され、両校を指定避難所としている北町自治会はそれぞれの拠点校に担当者を派遣し、防災訓練に参加しました。
以下に神大寺小学校における訓練の内容についてご紹介します。
【タイムテーブル】
1.運営委員集合(8:30)/委員長挨拶/訓練資材搬出
2.訓練開始(9:30)
(1)Wi-Fi(ワイファイ)の取扱い
(2)①段ボールベッドの組み立て/②簡易テントの組み立て
※全体を4グループに分け、2グループごとに①②のセッションに対応し、後半、グループを
入れ替えて全員が両セッションに対応しました。
3.訓練終了
【訓練資材搬出】
訓練に先立ち、神大寺小学校の敷地内に設置された横浜市防災備蓄庫から訓練資材(リヤカー、簡易テント、段ボールベッド)を搬出し、体育館へ移送しました。
またこの機会に、備蓄庫内の消費期限のある備蓄品の置き換えが行われました。
【Wi-Fiの取扱い】
訓練開始の冒頭、千葉委員長(下三枚町自治会)及び神大寺小学校太田校長より挨拶がありました。
その後、早速、「Wi-Fi接続」(インターネット接続)の訓練に入りました。
内容は、参加者個人のスマートフォンを神大寺小学校の体育館に設置されたアクセスポイント(2ヶ所)を利用し、Wi-Fiに接続するというものです。
スマホの「ネットワークの接続」などは普段中々使わない機能で、少し手間取っている方もおられましたが、ほぼ全員が接続設定できたようです。
【段ボールベッドの組み立て】
段ボールベッドは、9つの段ボール箱を並べ、その上に更にベッド大の段ボール2枚を敷き詰めて完成させます。
各段ボール箱の中には、補強のため対角線上に段ボールが組み込まれています。
座ったり、寝転んだりしてみましたが、強度はかなりあるようです。
【簡易テントの組み立て】
最近のテントは、形状記憶ワイヤーが組み込まれており、組み立ても収納も簡単なはずでした。
たしかに、組み立ては収納袋から取り出して広げると形状記憶ワイヤーが作用して簡単に組み立てることができました。
ところが、収納がどうやっても何回チャレンジしても上手くいきません。収納袋から取り出した当初の形状に戻らないのです。ネットでマニュアルを検索し、やってみてもダメなようです。
そこへ、もう一方のグループが(偶然?)成功したようです。同様の手法でチャレンジし、漸く成功。無事に収納し、同訓練を終えることができました。
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