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2月の「会長のひとこと」をupしました!

会長のひとこと

(令和6年2月5日)

 1月1日(元旦)に起きた能登半島の大地震、大ショックでした。我が家では、当日、家族が集まり、新年のお祝いをしていました。皆様のご家庭でもそうだったのではないかと思います。

 

 私が一番強い衝撃を受けたのはOさんのご家族のことです。ご夫婦と3人のお子さん。小学5年と3年と3歳です。私の次男の家族と同じ構成なのです。建物の崩壊で、奥様と3人のお子さんが亡くなられました。残されたごOさんが新聞やテレビで紹介されていました。

 

 「自分だけ生き残った罪悪感がある」

 「家族が頑張って生きた証しを残したい」

 「かけがえのない時間を与えてくれてありがとう。永遠に僕の宝物だよ」

 Oさんの言葉です。

 

 災害は、死者や行方不明者の数または崩壊した建物の数等で被害の状況が報道されますが、私は、数ではないと思います。亡くなられた方々一人一人がかけがえのない存在だからです。残されたご家族は、亡くなった家族を悲しむだけでなく、これからの生活を立ち上げなければなりません。

 大変な重荷だと思います。

 

 今回の災害を機に、自治会の「防災・減災」について、改めて考えます。

 北町では、ここ数年、防災について、力を入れて取り組んできました。役員会の中に専門の部会を立ち上げて、従来の防災活動を見直し、充実させてきました。その努力が認められて、1月6日の神奈川区の消防の出初式で表彰されましたが。しかし、今の防災体制では、今回のような大地震が起きた場合にはとても対応できないと思います。

 

 「自助」「共助」「公助」と言われます。

 自治会の活動は「共助」にあたるものですが、「自助」を含めて、現在の準備では決して十分ではありません。

 

 「地域防災拠点(神大寺小学校と六角橋中学校)」の活動と併せて、改めて、「防災・減災」について、検討を進めたいと考えています。

                                         高須 保